昨今、香りがとても流行っています。
テレビのCMでは、
汗をかいても、この香りが香ってカバーしてくれるから安心!
ときれいな女優さんが言っています。
そんな似たり寄ったりのCMを多数見かけます。
どうやら洗濯の時に使う柔軟剤に香料を入れて、汗や体温に反応して香料がにおうようになっているようです。
以前は香水を香らせていましたが、最近では柔軟剤の香りを香らせているのが大半のようです。
ではなぜ香りを香らせるのでしょうか。
その理由は、大半の人が自分の体臭を隠すためだそうです。
ではなぜ体臭を隠すのかというと、体臭のせいで人に嫌われないため、というのが大方の理由だそうです。
ではそれが、香水から柔軟剤の香りになぜ移行していったのかというと、
香水は毎日つけているとそのにおいに慣れてしまって、どんどん濃くなってしまいます。
すると「あの人香水くさい」と、敬遠されることがよくありました。
一方柔軟剤は香水ではないし、水で洗うときに使うものだから、そんなに抵抗なく気軽に使えるものとして広まっていったようです。
柔軟剤の香りって、何でできているのでしょうか
まずは香りの歴史から、その歴史は意外に欧米より日本の方が古かったのです。
日本では、六世紀に仏教伝来とともに香木と香道具が伝わり、仏教儀式の中で重要な役割を果たしていました。
平安時代には貴族の生活にも取り込まれ、粉末にした香料を蜂蜜や梅の果肉などを使って練り合わせた練香や薫物で、香りを衣類にうつしていたそうです。
一方ヨーロッパでは、14世紀末にラベンダーやローズマリーの薬草をアルコールとともに蒸留した蒸留酒が、内服薬や外用薬として造られるようになったのが始まりだそうです。
16世紀にイタリアの修道院で蒸留技術、香水制作が盛んになり、フランスにもたらされました。
16~19世紀のヨーロッパでは入浴の習慣がないので、体臭を消すために香りが使われていました。
17世紀、上流貴族はお気に入りの香りを調合してもらい、香水瓶を特注して、自分のために香りを楽しんでいました。
18世紀、香水店が設立されましたが、特権階級の楽しみのためしか使われませんでした。
それは、香りが天然香料だったので、高価だったからです。
19世紀になり、蒸留や抽出技術の進化と合成香料の開発により、大量生産が可能となり、香りは市民階級にも普及されていきました。
シャネルやランバンなどのファッションデザイナーが、ブランドイメージの香水を作り、香りは流行をリードするものとなりました。
19世紀になって、香りは石油、ヘキサン、ベンゼン、ナフサ(粗製ガソリン)などの鉱物性のものから、化学合成で作られるようになったのです。
これら鉱物から作る香りは、合成香料といい、
植物や動物から香りの成分を抽出して作る天然の香料の、香りを構成するエキスを化学式に置き換えて、石油などから人工的に生産するものです。
この合成香料について、ドイツのDr.Dietrich Wabnerがアロマのテキストに、
「私たちの体組織では分解されず、神経組織や脂肪細胞に蓄積され、
最悪の場合には病気を引き起こす場合がある」
と書かれているそうです。
先ほどお話ししました柔軟剤は、合成香料が使われています。
それ以外にも、シャンプーやボディーソープなど、様々なものに合成香料は使われています。
そして合成香料は天然香料と違い、においが非常に継続します。
洗濯物で使った場合は衣類に臭いが残り、何度洗っても臭いが取れないのもあります。
そしてそれを使い続けている人は、先ほどの香水がきつい人と同じように、そのにおいに慣れてしまい、自分がどれだけのにおいをさせているか気づかなくなっている人もいます。
そのにおいは衣類に付いています。衣類に付いたものは皮膚から体の中へ少しではありますが、吸収されていきます。
それとにおいは、鼻からも吸収されていきます。
鼻から吸収されたにおいは、脳へダイレクトにとどき、
免疫系、ホルモン系、自律神経に働きかけていきます。
香りをお使いなるなら、パルファン デュ モンド をおすすめいたします。
品質証明書と原産地証明書のついた天然の香料のみで作られています。
だから香りを楽しむためだけではなく、
体にも良い作用があります。
鼻づまりが改善したり、咳が止まったり。
これらは目に見えた改善ですが、
香りは毎日使っていると、体の不調が以前より改善したり、
そういえば最近朝の目覚めが良いなどというようなことがおきてきます。
ぜひお試しいただきたい製品です。
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お待ち申し上げています。
